カボチャの煮物は冷凍保存すると、一体どれくらいの期間日持ちするのか疑問に思ったことはないでしょうか。
美味しくカボチャの煮物を作るためには、比較的多めのカボチャを使用して煮込む方が良いとされていますが、保存方法が困ることもまた事実ですよね。
この記事では、カボチャの煮物の冷凍保存の仕方と注意点、そしてカボチャを長持ちさせる方法をご紹介します。

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カボチャの煮物を冷凍保存する時は崩れていないものを選ぶ


自宅料理であと一品欲しいとき、あると嬉しくて便利なものはかぼちゃの煮物ですが、一から作るのは手間がかかりますし、一度にたくさん作っても食べきれません。
だからこそ、カボチャの煮物を作ったときには冷凍保存でストックしておくと便利です。
カボチャの煮物を冷凍保存するときは、煮崩れていない形の良いものを選びましょう。

そうすることによって、かぼちゃの煮物を解凍して食べるときにも、ぐちゃぐちゃにならずに済みます。
もし可能であれば、より煮崩れしにくい種類のほくほくとした西洋かぼちゃを使って煮物を作ると良いでしょう。
また、カボチャの煮物の冷凍保存の仕方については、作りたてのカボチャの煮物をよく冷まし、ラップで小分けに包んでからジッパー付きのフリーザーバッグに入れて保存しましょう。

カボチャの煮物の煮汁は、一緒に冷凍保存しても別々に冷凍保存してもOKです。
それから、おかずとしてお弁当に入れることが前提であれば、あらかじめお弁当用の小さなカップに入れてかぼちゃの煮物を冷凍保存しても良いでしょう。

パサつき対策として水煮を冷凍する


もし、カボチャの煮物を冷凍保存してパサつきが気になる場合には、味付けをせず水煮をしてから冷凍しておくのも一つ手法です。
これであれば、かぼちゃの煮物として食べる以外にも、潰してカボチャサラダにしたり、ミキサーにかけてから牛乳と煮込んでパンプキンスープにしたりと、料理のバリエーションも広がります。

とても硬くて扱いが大変なかぼちゃを何度も調理するのは大変ですが、これなら一度にまとめて作ってしまえるので時短にも繋がりますし、メニューが変わり映えしないというような家庭内からのクレームも防げそうです。

カボチャの煮物を冷凍保存すると賞味期限は2週間


カボチャの煮物を冷凍保存する場合、その賞味期限は約2週間です。
かぼちゃの煮物を冷凍保存しても実際のところ1ヵ月ほどは問題なく食べられると言われていますが、風味や水分を損なわないうちに早めに食べるようにしましょう。
冷凍保存したカボチャの煮物を食べるときは、自然解凍でも電子レンジでの解凍でも大丈夫です。

かぼちゃの煮物を解凍したときに、もし糸を引いていたり、作ったときにはなかった粘り気があったりする場合、また、酸っぱいにおいがしたり、カビが生えたりしている場合などは口にせずに廃棄しましょう。

カボチャの煮物を冷凍保存する場合には、食感が変化することがありますが、腐っているわけではないため食べて問題ありません。
カボチャの食感の変化と、食材の変異(匂いの変化や粘り気)とは全く異なる物なので安心してください。

味を良くするには生よりも火を通したものを保存


かぼちゃは、生のままでも冷凍保存できます。
適当な大きさにカボチャを切り、ラップでなるべく空気に触れないように包んでからフリーザーバックなどで保存しましょう。
比較的長持ちする印象があるかぼちゃですが、生のかぼちゃは実際のところ繊維から壊れていき、水分や風味がどんどん飛んでいきます。

それに伴い、カボチャの栄養価も落ちていってしまうため、それらを防ぐためにも、一度加熱してからの冷凍保存が良いでしょう。
火を通すことによって、かぼちゃの繊維質や水分を逃すことなく保存でき、栄養の低下も抑えられます。
かぼちゃを買ったら早めに処理を行い、冷凍保存してしまいましょう。

カボチャの煮物を長持ちせる保存方法


カボチャは、そのままの状態で常温保存したり冷蔵保存したり冷凍保存しても、数か月も長持ちします。
その一方で、かぶちゃの煮物は極端に保存期間が短くなってしまいます。
カボチャ自体が長持ちするので、よくかぼちゃの煮物を長期間保存してしまい、カボチャがヌルヌルになったり糸を引いたりした経験をした人もいるのではないでしょうか。

まず、カボチャの煮物の保存期間が極端に短い理由ですが、これには水分が大きな理由です。
カボチャ自体は水分がとても多いわけではなく、かぼちゃの煮物に比べて水分量が少ないです。
水気があると、食材は傷みやすいという点から、かぼちゃの煮物も傷むスピードが早いです。

かぼちゃの煮物の保存方法別に賞味期限の目安をまとめると以下のようになります。

  • カボチャの煮物を常温保存・・・数日ともたない
  • カボチャの煮物を冷蔵保存・・・なんとか3~4日
  • カボチャの煮物を冷凍保存・・・約2週間

では、かぼちゃの煮物をできるだけ長持ちさせる保存方法をご紹介します。
これまでで、かぼちゃの煮物の賞味期限がとても短い理由が、「水分の多さ」にあるという事がわかりましたね。
そこで、長持ちさせるかぼちゃの煮物の冷凍保存の仕方は、出来たばかりのカボチャの煮物をしっかりと冷やして熱を取ります。

それから、十分に冷えたかぼちゃの煮物の水分を切ります。
かぼちゃの煮物から水気がなくなったら、キッチンペーパーでカボチャを包み込んで表面の水分をしっかりと吸い取ってあげます。
最後にジッパー付きの食材保存用のパックに入れて、空気を抜いてから冷凍保存するとよりかぼちゃの煮物がより長持ちします。

まとめ

  • カボチャの煮物を冷凍保存する時は綺麗な形のものを選ぶ
  • 冷凍保存でパサつきが気になる人は水煮
  • カボチャの煮物は冷凍保存で約2週間もつ
  • カボチャの煮物を長持ちさせる方法は水分を取ってから冷凍保存する

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