かぼちゃの煮物は、カロリーが一切れでも高いというイメージを持っていて「心配だ」という方はいないだろうか。
実は、かぼちゃの煮物のカロリーは良質な栄養素を含んだカロリーであって、意外にも一切れ食べるだけで健康的な一面があります。
それでは、かぼちゃの煮物のカロリーと一切れ当たりに摂取できるビタミンなどの量についてご紹介します。

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かぼちゃ煮物のカロリーと一切れの量


かぼちゃの煮物料理を作って一切れのかぼちゃを食べたときに摂取することになるカロリーは、いったいどの程度なのでしょうか。
かぼちゃの煮物の味付けの仕方やカボチャ一切れの大きさによって違いはありますが、一般的な調味料である醤油と砂糖、みりんと出汁を使った和風の味付けの煮物の場合には、一口大の大きさのかぼちゃ一切れでだいたい50kcalほどになります。

一口大のかぼちゃの重さが50gほどあるので、それに準じたカロリーを摂取することになるのです。
その8割程度が炭水化物に由来するカロリーであり、脂質はほとんど含まれていないので良質なエネルギー源になります。
かぼちゃの煮物のカロリーは一切れ当たり約50kcalとなるので、これをエネルギー消費しようとすると10分間テニスやバスケットをする運動量が必要です。

かぼちゃの煮物一切れで摂取できるビタミンに注目


かぼちゃの煮物料理を一切れ食べて摂取できるビタミンはとても豊富であり、栄養面において大きなメリットがあります。
わずかカボチャの煮物一切れだけで、一食での摂取量として推奨されるビタミン量の大半をカボチャの煮物から摂取できるほど多く含めれているのです。
かぼちゃの荷重のに含まれるビタミンEはその代表的なものであり、カボチャの煮物50g中に2.45mgもビタミンEが含まれていて一食あたりの目安量を十分にカバーしています。

ビタミンAやビタミンKについてもカボチャの煮物50g中にビタミンAが165μg、ビタミンKが12.5μgも含まれていて、一食あたりの目安量の8割ほどを占めているのです。
また、カボチャの煮物一切れにはビタミンCについても21.5mgほど含まれているので、やはり一食の目安の6割程度を摂取できます。
この他にもカボチャの煮物はビタミンB群をバランス良く含んでいるので、ビタミンの供給源として優れているのがかぼちゃの煮物料理です。

かぼちゃの煮物に含まれるビタミンB群、ビタミンCについては水溶性なので煮物にするとある程度は煮汁に出ていってしまいますが、一緒に煮た具材にも染み込むことになるので、かなりの部分取りこぼしなくを摂取することができます。
まさに、かぼちゃの煮物はカロリーに対してビタミンの宝庫といえますね。

かぼちゃの煮物は食物繊維も豊富


かぼちゃの煮物料理を食べると、体の体調を整える食物繊維も豊富に摂取できます。
かぼちゃの煮物の50kcal(カロリー)一切れを50gとすると、含まれている食物繊維は1.75gです。

食物繊維は現代日本人の野菜をあまりとらない食生活では不足している傾向が比較的強く、一日の摂取量として成人男性では20g以上、女性では18g以上が望まれています。
わずかにかぼちゃの煮物一切れを食べるだけで、その十分の一の1日に必要な食物繊維を摂取できてしまうのです。

かぼちゃの煮物は保存できるから毎日食べられる


家庭でかぼちゃを煮物料理として食べるメリットは、簡単に保存できる点が挙げられます。
かぼちゃの煮物は比較的低カロリーで栄養やビタミンそして食物繊維が豊富であっても、一度にたくさん食べてしまってはカロリー過多になってしまいます。
せっかくカボチャの煮物から摂取した栄養が、健康面であまり効果的に機能しなくなってしまうことは否めません。

カボチャの煮物は冷凍保存したり、火入れをしたりするだけで何日も食べられるので、一度でたくさんカボチャの煮物を作って常備食にしておくと手間がかからず役に立つでしょう。
かぼちゃの煮物を一度に多く作るメリットとしては「かぼちゃの煮物をリメイクすると見栄えとバリエーションが良くなる」でご説明している通り、味が良くなるというような理由があります。

まとめ

  • かぼちゃの煮物のカロリーは一切れ50kcal
  • かぼちゃの煮物一切れで豊富なビタミンを摂取できる
  • かぼちゃの煮物は食物繊維も豊富
  • かぼちゃの煮物は保存が簡単

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